読点やフリガナの付け方

自費出版用の原稿・文章を書いていく上で、読点の位置をどのように付けていくかというのも大事な要素です。 読点の打ちどころがひとつ違うだけで、意味自体がぜんぜん変わってくる場合も少なくありません。 たとえば「○○様が調理されたお食事を召し上がる」という文があったとしましょう。

これを「○○様が、調理されたお食事を召し上がる」「○○様が調理されたお食事を、召し上がる」 という2つの異なる箇所で分けてみます。前者は料理を食べるのが○○様に確定しており、後者は誰が食べるのかはわかりません。 また前者は誰が調理したのかはわかっておらず、後者では食事を作ったのが○○様に確定しています。 たった1ヶ所読点を打つ位置が違うだけで、まったく意味が変わってしまうのがわかりますね。

このように読点は文章を書いていく上でとても重要なもので、自費出版の原稿チェックでも欠かせない要素と言えます。 またフリガナを付けることも大切です。せっかく自費出版で本を出したのに、漢字にフリガナが一切なく、読めないところばかりだった……となってはもったいないです。 もちろん出てくる漢字全部に振らなければいけないわけではなく、一般的に読みづらい漢字や専門用語などに優先的に振っていくのが良いでしょう。

特に自分の家系や祖先についての自費出版の場合、名前にフリガナを付けるのは必須と言っても過言ではありません。 個人名は特殊な読み方をするものが多いため初見で完璧に読みこなすのは難しいと思います。 人物が出てくるたびに付けるのは大変かもしれませんが、書き手の意図を正しく伝えるためには必要になってくるので、専門用語と同様にしっかりと振るようにしてみてください。